かわいいあの子を見るために、いつも決まった電車に乗る。
６：５８発の、３両目。
今日も彼女はいました。
※この記事は、文章も画像もすべてフィクションです
でも、今日はいつもより少し混んでる。
普段は、彼女に、パーソナルスペースを守った上でのギリギリに近づいて。
オトナの女性と見紛うほどに成長し、肉付きのいい彼女の肢体を見つめて、退屈な通勤時間をやり過ごすんだけど、今日は彼女にあまり近づけない。
ごめんね、キミに近づけなくて。
遠い距離だと、寂しいね。
それでも二駅ほど過ぎると座れるくらいになった。
彼女、シートに座る。
彼女の正面にボクも座る。
やっと近づけたね。しかもお互い顔を見ることができる正面。
うれしいね。
彼女、ボクの撮影するポートレートを楽しみにしてるから、今日も撮ってあげる。
でも、周囲の乗客にバレると、彼女は恥ずかしいだろうから、こっそりスマホを構えます。
とびきり可愛いというわけではないんだけど、引き込まれてしまうゾクッとした魅力的なフェイス。
冬でも、無粋なトレパンははかず、ミニスカート。セクシーな太もも。
そんな彼女を、写真、ときには動画で撮影してあげます。
ねえ、●●ちゃん。今撮影してるよ。
ドキドキだね。
ふたりだけの秘密の撮影会。
ボクも興奮してるけど、キミもきっと、ボクのスマホに撮影されてることで、興奮してるんだよね、きっと。
キミは、太ももを隠そうとしないよね。
無防備とまではいかないけど、脚を閉じたり、膝の上にかばんを置いて隠そうとしないね。
そうか、ボクに見せたいからかな。
正面に座った乗客がボク以外の男性だったら、きっと隠すよね。
見られたくないよね。
ボクだから、見せてくれてるんだね。
ありがとう。そんなキミの気持ちをボクはうれしく思います。
そしてさらに興奮が増すんだ。
キミもだよね。
スカートの中の下着が湿ってたりするの？
さっきからひざをもじもじさせてるけど、股間が湿ってるのが気になるの？
そうか、そんなこと言えないよね。
わかった、これ以上は聞かないよ。
また、明日会おうね。
今度会うときは、乗客の少ない時間帯にしようか。
２人であそぼ。
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